中高生はカードを見ながら、その画面が怪しいものかどうかを判断。自分の考えを他の生徒とディスカッションした後、スライドを基に教師から解説を受けるといった流れの授業での利用を想定する。教育機関だけでなく、ボランティア活動などでの利用も認める。ただし有償のセミナーなどで利用する場合は別途申し込みが必要という。 若者のネット利用を巡っては、2022年に成年年齢に関する民法が改正され、18歳でも親の同意なしにクレジットカードを持てるようになる。教材の開発に携わった塩田真吾准教授(静岡大学)は「(民法改正により)情報漏えいや金銭詐欺もより身近な問題になる。本教材で、早いうちからネットショッピングやキャッシュレス決済のリスクを見極めるスキルを身に付けてほしい」としている。
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