ブログで個人が情報を発信できるようになり、SNSの浸透で離れている友達とも常に近況を交換できるようになったが、ネットを通じたコミュニケーションの普及から新たな問題も生じている。その1つに死後の個人データの扱いがある。事故などで突然亡くなった場合、生前のデータがネットに残されたままになり、ネット上でしばらく存命であるように扱われることもある。そこでGoogleは「Inactive Account Manager」を用意した。ユーザーが亡くなったり、または使わなくなるなどして、アカウント利用の休止状態が続いた場合のデジタル資産の扱いを事前に設定できる。 Inactive Account Managerを使うには、まずタイムアウト期限 (3カ月、6カ月、9カ月、1年)を設定し、通知を受け取るための電話番号と予備のメールアドレス(オプション)、家族など信頼できる人(オプション)を登録する。信頼でき