ANAホールディングス(HD)傘下の格安航空会社(LCC)のエアアジア・ジャパン(千葉県成田市)は20日、社名とブランド名を11月から「バニラ・エア」に変更すると発表した。ANAHDがマレーシアのLCC大手エアアジアとの合弁を解消したため。10月末に運航を一時休止し、12月末に新ブランドで再出発する。 バニラは成田空港発着の国際線に重点を置き、リゾート路線に特化。国内線は縮小し、中部国際空港(愛知県)からは撤退する方針。当初は2機で運航を始めるが、2014年度に8機、15年度に10機まで増やし、同年度の黒字化を目指す。赤一色のイメージカラーは青と黄色に一新する。