2013年、今年1年もK-POPを筆頭に、アジアで韓流ブームが続いた。その中心には韓国歌手とアジア音楽市場の架け橋役をすると名乗り出た「2013 MAMA」がある。 今月21日の午後、香港湾仔(ワンチャイ)NOVOTELセンチュリーホテルでMnet「2013 Mnet Asian Music Awards」(以下「2013 MAMA」)のカンファランスが行われた。 この日「2013 MAMA」の責任をとっているシン・ヒョングァン常務ならびにメディアアジア(Media Asia)の社長、ゲリー・チェン、Youkutodouの副総裁ヤン・ウェイドンが参加した。彼らは「2013 MAMA」の現在と韓流ブームについて診断した。 シン・ヒョングァン常務は「MAMAは2009年、アジア音楽祭に変貌した。私たちが持っている数年間のノウハウとパートナーシップは大きな長所だ。音楽というジャンルはすべてのコン
エイベックスの社長、松浦勝人氏の「こんな僕さえ富裕層と言われるならば」で始まるフェイスブックの文章が話題になっています。成功して金持ちになっても、55%を税金として持っていかれることや相続税が高いことを嘆いておられます。 「僕としては、税金は個人の所得報酬に対して50%という国との折半が我慢の限界だった」とおっしゃるところから察するに、江戸時代の五公五民(所得に対し、5割を年貢に、5割を民=稼いだ人=のものにすること。四公六民の時代から増税されて一揆が増えたことで有名)を念頭に置いて発言されているのかもしれません。そう考えると、なるほどとも思うのですが、違和感もあります。 東京商工リサーチによれば、松浦氏は2012年に4億5100万円の役員報酬を得ているようですが、4億円から55%税金で持っていかれるよりも、1000万円から30%持っていかれる方が重税感は大きいと思うからです。 例えば年収
さて、前回コラムはまたしても多くのご批判をいただいた。芸能界に敵をつくりまくってしまった今、グローバルエリートの芸能界進出の野望はすっかり絶たれてしまったわけだが、それにもめげずエーゲ海のかなたから、“ダウンタウンをはじめとした芸人の皆さんがなぜ面白くなくなっていくのか”の続編を書かせていただこう。 笑いの高齢化社会~つまらない芸能界 日本は世界有数の高齢化社会であるわけだが、同じ問題は笑いの世界にも起こっている。 実際の話、大抵爆笑させてくれるのは若い芸人なわけだが、そもそも彼らにとってはまだ笑いが人生でいちばん大切というステージなので、笑いにかける意気込みが違う。また彼らは“偉く”ないため面白くないとすぐに番組を解雇されるので、完全競争市場の緊張感の中で研ぎ澄まされたネタを出してくる。 これに対し一度固定ファンを獲得して重鎮化してレギュラーを多く持ち、参入障壁が築かれると、面白くなくて
主要なテレビ番組はほぼすべて視聴し、「週刊新潮」などに連載を持つライター・イラストレーターの吉田潮氏が、忙しいビジネスパーソンのために、観るべきテレビ番組とその“楽しみ方”をお伝えします。 音楽番組はときどき観るようにしている。といっても、年末のNHK紅白歌合戦を含めて、年に数えるほど。しかも原稿を書くためだけに。基本的にあまり音楽に興味がないし、興味のある曲はCDを買えばいいだけ。配信ではなく、CDってところが中年である。 いろいろな歌手が次から次へと出てくるバラエティパックみたいな特番があると、なんとなく流しっぱなしにする。どんな顔のどんな歌手が出ているのか、どんな歌が流行っているのか、一挙に知ることができるからだ。先日も、TBSが『音楽の日』(6月29日14時〜放送)なる音楽特番を超長時間垂れ流してくれたので、友人とビールを飲みながらダラダラと観た。 主に東北地方で花火をドカンドカン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く