世界各地で人道支援活動に取り組むNGO(非政府組織)、「ジャパン・プラットフォーム」の新代表(評議会議長)に一日に就任する大西健丞氏は三十一日、都内で記者会見し、イラクへの自衛隊派遣について、復興では「人道援助の分野では軍隊組織よりNGOの方が費用対効果は数十倍も高い」と語りました。 大西氏は「イラクの人道援助は自衛隊を出さないと援助できないという議論があるが、NGOはすでに三十以上のプロジェクトを終了していることを強調したい」と述べました。 また軍隊の場合、食料をはじめ現地調達せず運び込む形になるため、そのための飛行機や特殊装置などが必要となり「簡潔性」に欠けると指摘、「(軍隊とNGOでは)同じことをやっても最大で百対一の差が出る」と強調しました。
大西 健丞(おおにし けんすけ) 1967年、大阪府生まれ。上智大学卒業後、英・ブラッドフォード大学大学院へ。「アジア人権基金」のイラク北部担当調整員を経て、96年、「ピース ウィンズ・ジャパン」設立。2000年、官民が連携した国際人道支援システム「ジャパン・プラットフォーム」設立に参加 世界の紛争地や災害被災地で支援活動を続けてきたNGO「ピース ウィンズ・ジャパン」(PWJ)の統括責任者・大西健丞さんが、スタジオジブリのフリー雑誌「熱風」で綴った連載「NGO、常在戦場」が、単行本化された。大西さんに聞いた。(依田謙一) ――なぜ、「熱風」で連載することになったのですか。 大西 僕が取り組んでいる広島県・鞆の浦での「坂本竜馬ゆかりの家」保存修復活動に、鈴木敏夫プロデューサーや宮崎駿監督が興味を持って下さり、知り合ったのがきっかけです。福山市鞆町に、坂本竜馬と紀州藩の船が衝突した「いろは丸
この20年、世界各地の紛争や自然災害の現場で働いてきた。それは文字通り『常在戦場』の日々だったように思う。 この20年、世界各地の紛争や自然災害の現場で働いてきた。それは文字通り『常在戦場』の日々だったように思う。 この20年、世界各地の紛争や自然災害の現場で働いてきた。それは文字通り『常在戦場』の日々だったように思う。 【成田悠輔×大西健丞】非営利組織の活動から誹謗中傷、政治・文化まで【初対談】 『ヤフーという大きなプラットフォームなら大災害に備えられる』Yahoo! 社長 小澤 隆生×ピースウィンズ・ジャパン代表 大西健丞 世界の平和を諦めない~大西健丞に聞く~ 【ウクライナ危機】戦火を逃れた動物たちに支援を 【ウクライナ国内視察】現地入りし支援ニーズを調査「行かなければわからないことがある」 【メディア掲載】朝日新聞連載「現場へ!」(有料記事) 「災害医療支援船」運用と大西の医療船構
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く