OS関連の新しいバグを11月中に毎日1件ずつ公表するプロジェクト「Month of Kernel Bugs(MoKB:カーネル・バグ月間)」が米国時間11月1日から開始された。同日付けでこのプロジェクト最初のバグとなる,AirPort(AirMac)カードのデバイス・ドライバに関するバグが公表された。 MoKBの目的は,テスト・ツールおよびテスト手順の有効性と,OS(Mac OS X,FreeBSD,Solaris,GNU/Linuxなど)のカーネル・コード(例えば,ネットワークやファイル・システムに関連するコード)の品質を検証すること。ツールとしては,ファイル・システムに関するバグは「fsfuzzer」,そのほかのバグについては「isic」および「sysfuzz」,「mangle」を利用するという。 このプロジェクトにおいて最初に報告されたバグは,1999年から2003年に出荷されたPo