20年前の今日、1986年12月9日未明、ビートたけしが講談社の「フライデー」編集部を襲撃した。 その半年後、たけし自身がこの事件について語り、以下のように発言している。 「これはね、何年かたったら実にまぬけなお笑いの事件になってると思うよ。 くだらねえことやってたんだなと思うね、多分。20年もたったら、こんなことが何で事件になるんだっていう感じだな。書く方も書く方だし、殴る方も殴る方だなっていうことだよね。おれと講談社、両方とも笑われるっていうか、それと同時に、その当時の日本というものが、すごい笑われると思うけどな」(「たけし事件」より) しかし、20年たった今の日本は何も当時の問題を解決することなく、それどころか、一層、深刻になってしまっている。 だから、今一度この事件を振り返ってみることが大切ではないか。というわけで、手前味噌だが、約1年前に書いた過去エントリーを紹介します。 ▼ビー