米国では音楽、動画など娯楽コンテンツのインターネット配信が量的拡大を続けている。 7~9月期には米アップルが四半期ベースで過去最高益を更新。高機能携帯電話のアイフォーンや音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」向けの音楽・動画配信は2ケタ成長が続いている。 一方日本では、レンタルDVD店を展開するゲオも10年3月期連結決算の営業利益の予想を上方修正し、過去最高益を見込んでいる。 音楽・映像はダウンロードして楽しむ時代へと移り変わってきている中、レンタルDVD店を中心に事業展開をしているゲオが好業績を見せているのは、なぜだろうか? ゲオが採用した戦略は、圧倒的な低価格によるシェアの獲得だ。 私は何度か指摘していることだが、記憶媒体がVHSテープからディスクに変わったことによって、レンタルビデオ(DVD)店は殆ど無料でレンタルを実施しても利益を残せる仕組みに変わった。 なぜならディスクの場合に
![好調ゲオの今後の課題/楽天は電子マネーの世界共通通貨を目指せ - 大前研一のニュースのポイント](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/df3a50c14b465108d37d0f484920317dd74971fb/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fu.xgoo.jp%2Fimg%2Fsns%2Fblog.png)