もともと只のソフトウェアエンジニアだったのですが、最近になって肩書きが長くなりました。 何やってるのか やることが増えました。 UI設計 ワイヤフレーム作成 ビジュアルデザイン プロトタイプ開発 開発 エンジニアの頃は、一番下の普通の開発しかやってませんでしたが、ここ最近は上記のことをまんべんなくやっています。ワイヤフレーム作成では、アプリやウェブサイトの設計書となるワイヤフレームをOmniGraffleでガリゴリ書いています。その次のビジュアルデザインでは、PhotoshopやIllustratorなどを使ってアプリやウェブサイトの実際の見た目のデザイン作業をやっています。プロトタイプ開発では、実際に動作するプロトタイプ(ハイフィデリティプロトタイプって言うらしい)を作ってUI上の問題を解決していくということをやっています。UXに関してはこれらの作業全てを通じて改善に貢献するということを
イギリスのチェスタートンという批評家の名言に好きな言葉がある。 「なぜフェンスが建てられたのかわかるまで、決してフェンスをとりはずしてはならない 」 高級なクラブなどに行くと気づくのは、そこにある灰皿が極端に小さいことだ。小さく造形された灰皿はそれだけで独特な美しさを持っているが、ここには原作者の粋なアイデアが詰まっている。小さな灰皿は、一本でもたばこを吸えばいっぱいになってしまう。そうすると、スタッフが灰皿を新しいものに替える。そうするとことで、客への細やかなサービスを演出できるし、スタッフに自然と客へ細かく注目させることを可能にしている。 もちろん、これを違うやり方で実現することもできる。たとえばマネージャーが、スタッフに「客を細かく見ろ。灰皿は、客が一本たばこを吸ったら必ず変えろ」と言えばいい。そういうマニュアルを作ってもいいし、バックルームに貼り紙をしてもいい。なんらかの指示や号令
モーダル/モードレスの定義 モーダル/モードレスとは、ソシオメディアの上野学さんによって「再提示」された、「UI デザインの世界における両極のコンセプト」である。まずは2009年から約1年の間に書かれた、大変示唆に富んだブログ Modeless and Modal において、最近では World IA Day 2012 Yokyo の講演において、言及があった。 とにかく「あっ」と分かってしまったことだから、どう説明のしようもないらしい。モーダル/モードレスとは、どんな世界にでもあるイデオロギーの対立、右翼/左翼のようなものである。だから本来的にどちらが正しいと言ったことは、問題にならないはずである。しかし UI デザインの領域においては、昔からモードレスを目指すべきとされている。 モーダル(modal) モードがある状態。つまり、システムが特定の機能の使用に制限された状態。ユーザーが自由
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