劣悪な環境でイヌを飼育し虐待した疑いで、58歳の男が逮捕された事件で、男が飼っていた秋田犬20頭のうち、5頭が死んでいたことが分かりました。 ▼【画像を見る】イヌの毛などが散乱した部屋とやせ細ったイヌ 動物愛護法違反の疑いで6日に逮捕されたのは、福島県田村市船引町の自称会社員・佐々木俊喜(ささき・としき)容疑者(58)です。 警察によりますと、佐々木容疑者は今年5月から8月までの間、自宅敷地内で病気にかかった飼い犬を適切に保護しなかったうえ、8月に家の中で排せつ物を放置したまま別の犬2頭を飼育し、虐待した疑いが持たれています。 県動物愛護センターによりますと、佐々木容疑者は秋田犬20頭を屋内外で飼育していました。今年5月にセンターが劣悪な飼育環境を確認し、警察に届けるとともに排せつ物の処理などについて佐々木容疑者に何度も指導しましたが、改善は見られなかったということです。 愛護センターが撮