巨人は8日夜、東京都内の読売新聞本社で会見を開き、高木京介投手(26)が野球賭博に関与していたことを明らかにした。昨年10月に発覚した一連の賭博問題の責任を取って元オーナーの渡辺恒雄最高顧問(89)、白石興二郎オーナー、桃井恒和球団会長が辞任することも発表した。 【写真】自ら2カ月間の取締役報酬を全額返上していた渡辺恒雄最高顧問 球団は8日付けで高木京を謹慎処分とした。 発表によると、高木京は2014年シーズン、昨年賭博行為で無期失格処分となった笠原将生元投手(25)から誘われて8、9試合賭けて50~60万円負けた。どの試合に賭けたかは覚えていないという。 騒動を受け、14日に予定されていた財界人による巨人の後援会「燦燦会」と、16日の球団激励会は中止となった。