【AFP=時事】為替相場の激しい上下動やインフレスパイラル、物価の急落などが、世界の生活費ランキングに変動をもたらしているとする年次調査結果が10日、発表された。ランキングでは、東京の順位が下がり、上海(Shanghai)が急浮上した。 円高と株価下落でアベノミクス正念場、政策失敗指摘する声 英経済誌「エコノミスト(Economist)」の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」がまとめた生活費指数によると、政情不安と世界経済の変動によって同ランキングが激しく入れ替わった。調査対象の133都市のうち、昨年と同じ順位にとどまったのは8都市のみだった。 常に物価が高い日本の首都東京は、過去20年間ほとんど常に同ランキングの首位に立っていたが、大幅な円安により一気に順位を下げた。東京は今回、世界ランキング11位で上海と同じ物価水準となった。その上海ではここ最近の物価高騰
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