一見、ミミズのようなこのヒモムシは白い糸のような「吻」を網目状に吐き出し、からめ捕った獲物を丸のみにする(YouTubeより) うだるような猛暑の中、台湾で、タイで、そしてお隣の韓国でも、とんでもなく気持ち悪い軟体生物が立て続けに出現中だーー。 米No.1タブロイド紙、『ウイークリー・ワールド・ニュース』のニール・マクギネス編集長は、その生物を"リボンワーム"、日本での名前が「ヒモムシ」だと説明する。 「実は最近、東アジア各所でヒモムシ出現の報告例が後を絶たないんだ。地球温暖化の影響だと思う。動画を送ったから、それを見ながら話をしよう。まずは台湾だ。これはミドリヒモムシというんだが...」 そう言ってマクギネス編集長が見せてくれたのは、台湾で海釣り中の男性が発見したミドリヒモムシのYouTube動画。そこには緑色の軟体生物が映っており、体からピンクの舌のようなものがどんどん伸びてくる。なん