「早起きは三文の徳」といいますが、万人に当てはまるわけではありません。実際、世の偉人の中には、有名なフランスの哲学者ヴォルテールのように朝寝坊で知られた人たちだっています。性格、環境、勤務時間によっては、朝型の生活が現実的ではない場合もあるでしょう。 私は数カ月前、朝型の生活にトライしてみました。普段よりも1~1.5時間ほど早く起きるのは問題なかったのですが、そのぶん早く寝ようとしても、なかなかうまくいきませんでした。毎晩10時頃になると、その日どんなに疲れていてもぱっちり目が冴えてしまい、午前零時を回るまでは寝付けない日々が続きました。それから数週間が経った頃、睡眠不足がたたり、とうとう元の夜型生活パターンに逆戻りしてしまいました。 夜が更けると急に頭が冴えてくるような人にとっては、午前6時よりも早く起きると疲れるだけなのです。睡眠スケジュールはたくさんの要素に依存していて、変わることも