しんのすけは実は5歳のときに、ひまわりがトラックに跳ねられそうになるのを助けて、交通事故ですでに死亡しているというのです。 みさえは幼くして息子を失ったショックから、しんのすけが生前使っていた落書きノートにクレヨンで、「しんのすけが生きていたら……」という想像で物語を描き始めます。つまり私たちが目にしているすべての「クレヨンしんちゃん」のお話は、みさえの妄想日記から生み出されているということです。 今まで多くの人が見逃していたかもしれない、「クレヨンしんちゃん」というタイトルの由来は、しんのすけの遺品であるクレヨンでみさえが書いていたことからきているそうです。 また、家族や周りの人たちはみさえの妄想に付き合って、しんのすけが見えているふりをしているという思い切った都市伝説となっています。