大阪府教育庁は29日、女子生徒にセクハラを加えたとして府立高校の男性教諭(57)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。教諭は以前の赴任校でも体罰をしたとして、減給4カ月の懲戒処分を受けていた。 府教育庁によると、男性教諭は6月12日、水泳の授業で、1年の女子生徒が腕立て伏せの回数をごまかしたと判断し、「できなかったら上にのるぞ」と言い、腕立て伏せをする生徒の上にまたがったという。目撃していた複数の生徒が別の教諭に訴えて発覚したという。 教諭は以前の赴任校でも部活の指導中に生徒の腹を蹴ったりしたなどとして、2010年に処分されている。
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