「参加したのはなぜですか?」。とあるアートセラピーのワークショップ参加者たちに聞いてみた。 すると「自分がなにをしたいのか知りたくて」(女性会社員)「なにか発見できるかもしれない気がして」(休職中女性)「なんとなく面白そうだから」(女性会社員)。それぞれの答えが返ってきた。 自分探しにも活用されるアートセラピー アートセラピー(アートワークセラピー)とは、絵画を描く過程を通して、心をケアする心理学療法だ。といっても、堅苦しいものではない。参加者はクレヨンや色鉛筆を使い、真っ白な紙などに絵を描いていくだけ。絵には「自分とその周り」「大切なもの」などテーマに沿って描く場合と、テーマを決めない場合がある。 このワークショップは、イベント盛りだくさんの朝EXPOの一環で行われた。講師を務めたのは、クエスト総合研究所の柴崎千桂子さん。 セラピスト暦15年の柴崎さんは、「本来アートセラピーは、精神医療
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