この2~3日の間、わたしは「プロジェクトマネジメントもグリーンに」やら「エコフレンドリーなプロジェクトマネジャーたれ」やらと、散々攻め立てられた。そこでプロジェクト管理表の印刷には再生紙の裏面を使うことにした。わたしは素直な人間なのだ。だから、エコフレンドリーがどうのこうのと、もうあまりうるさく言わないでもらいたい。こんな風潮になったのもみなアル・ゴアのせいだ、と愚痴の1つもこぼしたい気分だ。われわれはビジネス分野の誰からも愛されるべきプロジェクトマネジャーとして、自分の仕事のことだけを考えていればよかったのに、それだけでは駄目だというのだ。 いや、わたしも分かっている。あらゆる人々が、この厄介な惑星を救うために何かをしなければならないことを。家庭では電球を省エネタイプに交換できる。このような危機意識をプロジェクト手法に適用すれば、われわれプロジェクトマネジャーは何千個もの電球を1度に交換