チャンドラヤーン1衛星が搭載していた機器の観測により、月の表面に水が存在していることが明らかになったとのことです。この観測結果は、アメリカのNASA、ブラウン大学で開発され、チャンドラヤーン1衛星に搭載された、月面鉱物マッピング装置(M3: Moon Mineralogy Mapper)による成果で、25日発売のアメリカの科学誌「サイエンス」に掲載されます。 イギリスのタイムズ紙の記事によると、水はM3の鉱物から放射される電磁波により発見されたとのことです。(編集長注: M3は月の鉱物スペクトルを可視光線〜近赤外線で測定する装置です。従って、原文にあるelectromagnetic radiationという言い方はやや曖昧、というか誤っていると考えて良いでしょう。正確には鉱物スペクトルの特徴からの発見と考えられます。) なお、NASAではこの発見について記者会見を予定しています。詳