2011年 おうし座の空模様。 家の中にいるときは、 「自分」が誰なのか、ちゃんとわかっている。 でも、外に出ると ときどき、自分がどういう存在なのか、わからなくなる。 過去数年間の中で そんな感覚を得たことがあったでしょうか。 社会における自分の姿が どうにもとらえどころが無く、 どっちに向かっているのかもわからない という不安感を 時々、またはずっと響き続けている小さなノイズのように 感じていたのではないでしょうか。 周囲の人たちは「自分」をハッキリつかんでいるように見えるのに 自分は、「自分」がどうもよくわからないのです。 立ち位置がつかめなかったり、目標が見いだせなかったり、 過去ばかり振り返ってしまったり、理想の前にため息をつき続けたり。 そんな時間にときどき、はまり込んでしまったことがなかったでしょうか。 あるいは、自分の居場所における「自分自身」についても 過去10年ちょっと