謎多きダイオウイカの深海での撮影に世界で初めて成功した時の映像が、13日の『NHKスペシャル』(後9:00)で世界に先駆けて放送されることがわかった。NHKは10年にわたる調査の最終段階として、東京・国立科学博物館等と共に有人潜水艇を用いた調査・撮影の準備を進め、昨夏、小笠原諸島でおよそ100回、400時間以上に及ぶ潜航を行い、小笠原諸島父島の東沖の深海でダイオウイカに遭遇。世界で初めて撮影に成功していた。 【写真】その他の写真を見る ダイオウイカは、触腕(2本の長い腕)まで入れると、大きなものでは全長18メートルにもなるという地球上最大の無脊椎動物。古代から世界各地でさまざまな伝説として語られ、欧米では“船を襲う海の怪物”クラーケンのモデルとして知られる。これまで世界中のメディアや研究者が、その生息域である深海で泳ぐ“生きた姿”の動画撮影に挑戦してきたが、いずれも失敗に終わっており、「見
私たちは星のかけらからできています。 では、その星たちは何からできているのでしょうか。名著『宇宙になぜ我々が存在するのか』より集中講義の形で抜粋紹介します。 私たちの体は物質でできています。それだけでなく、身のまわりにあるもの、地球、太陽などの恒星も物質によってできています。いわば、私たちは物質に囲まれて生きているわけです。この物質を細かく分けていくと原子に行きつきます。 原子(アトム)とは、古代ギリシャに考えられていたアトモスに由来する言葉です。このアトモスというのはこれ以上分割することのできないものという意味で、原子が発見されたときは、物質をつくっている根源的な粒子という意味で、原子という名前がついたのです。 でも、原子が根源的な粒子でないことはいずれ明らかになりました。原子を調べていくと、プラスの電気をもった原子核とマイナスの電気をもった電子で構成されていることがわかってきたからです
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