greenz.jpでも2010年からその動向をお伝えしてきた、発電できるサッカーボール「Soccket」。ボールを蹴るパワーを電力に変換できるこの画期的な発電デバイスが、いよいよ商品化されます。 従来、電力インフラの乏しい発展途上国では、灯油ランプが照明として使われ、呼吸器感染などの健康被害や火事の原因となっていました。この課題に対し、灯油ランプに代わるより安全でクリーンなデバイスとして、2009年、当時米ハーバード大学の学生だったJessica Matthews(ジェシカ・マシューズさん)が考案したのが、サッカーボール型の発電デバイス「Soccket」です。 その後、ジェシカさんらプロジェクトチームは、「Uncharted Play」という会社を設立し、プロトタイプの開発に本格的に着手。南アフリカ共和国、メキシコ、ブラジルでパイロットプログラムも実施し、現地ユーザからのフィードバックをも
