早くも今年の10冊の1冊目が確定(私基準)。 西谷修氏のブログで紹介されていたのを読んで好奇心が湧いた。 http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/p/gsl/2013/01/post_177.html 手に取ってみたら、これが大当たり。 経済ジェノサイド: フリードマンと世界経済の半世紀 (平凡社新書) 作者: 中山智香子出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2013/01/15メディア: 新書購入: 2人 クリック: 324回この商品を含むブログ (14件) を見る 経済や社会の苦境はすべて肥大化した政府に帰せられ、自由な市場は国家のつくり出した「無駄」を切り落として初めて成立されるとされた。「無駄」とされたもののなかには、国家の血流ともいえる租税システムや、働けない人への社会保障システムなども含まれており、人びとは自力でこれをまかなうよう、求められることになった。切り