NASA=アメリカ航空宇宙局は、来月に予定している小惑星探査機の打ち上げ計画の詳細を発表し、担当者は6年前に地球に帰還した日本の小惑星探査機「はやぶさ」の経験に学んで成功させたいと述べました。 それによりますと、探査機は6年に1回、地球から30万キロほどのところを通過する「Bennu」(ベンヌ)という小惑星に、2018年に近づき、その後、表面に着陸して物質を採取し、2023年に地球に帰還します。 「Bennu」には炭素が多く、有機物が見つかる可能性もあるということで、NASAは50グラム以上の物質のサンプルを持ち帰り、生命の起源や小惑星が地球に及ぼす影響などについて研究する材料にしたいとしています。 NASAによりますと、小惑星から物質を採取する装置の設計などに、6年前に地球に帰還した日本の小惑星探査機「はやぶさ」の経験が生かされているということです。 今回の計画を担当しているジェフリー・