アニメの殿堂、新設見送りか=計画策定も1カ月延長−文化庁 アニメの殿堂、新設見送りか=計画策定も1カ月延長−文化庁 「アニメの殿堂」と期待される一方、「国営漫画喫茶」などと批判された国立メディア芸術総合センター(仮称)の建設をめぐり、文化庁は24日、有識者らで構成する設立準備委員会が「新設にこだわらない」方針を確認したと発表した。同庁は東京・お台場を候補地に4〜5階の建物を新設する構想を示していたが、大幅に軌道修正することになりそうだ。 準備委は今回の方針に「既存施設の改修などを含めて立地、形態を柔軟に検討する」と明記。文化振興だけでなく、コンテンツ産業や観光の振興、文化外交の進展に役立つ事業内容にするとした。 事業内容を含めて慎重に検討するため、基本計画の策定を約1カ月先送りし、8月中の取りまとめを目指すという。 同庁はまた、一般からの事業アイデア募集で6日間に387件の意見が寄せ