米国と英国の図書館は、四つ折り本として刊行された、1641年以前のWilliam Shakespeareの戯曲75点をオンライン化する計画だ。 2004年に大英博物館がShakespeareの四つ折り本をデジタル化したのに続き、このたびはオックスフォードのBodleian Libraryと、ワシントンDCのFolger Shakespeare Libraryが協力して、それぞれのコレクションをオンラインに掲載する。 現存する自筆原稿が残っていないなか、Shakespeareにとって初期の頃の出版物である四つ折り本は、Shakespeareが実際につづったであろう内容や、初期近代英語で書かれた原稿を知るうえで、有力な手がかりとなる。 本プロジェクトの目的は、学者だけが閲覧できた四つ折り本の多くを、広く一般に公開することにある。作業は4月に始まり、完了まで1年間かかる予定。 オンライン