山口県周南市のの女子学生が殺害された事件で、容疑者を実名で報道した新聞・雑誌をどう扱うべきか、図書館が揺れている。一部の図書館では実名報道をした新聞・雑誌の閲覧を制限しているが、ここへきて一転「解除」に動きはじめた。 は当初、実名報道した雑誌・新聞の閲覧を制限した。2006年9月7日に発売したの該当箇所を袋とじに、同8日付けのの該当箇所にはマスキングを施して容疑者の実名・写真が見えないようにしていた。「少年法の主旨を尊重した」というのが、図書館が閲覧を制限した理由だが、06年9月12日昼時点でこれらを解除した。同図書館の職員は、 「図書館が一方的に閲覧を制限するのはどうかということで制限を解除しました。少年の(すでに死亡していた)関係といった社会的な背景を踏まえてのことです。どちらを取ればいいのか、どちらにしても厳しい判断を迫られた」 とに語った。同図書館は県教育委員会との協議のうえで