米国ベニントン大学図書館が、実物のブックマーク(しおり)を媒介に、読者をつなげるというユニークな試み“Bennington Bookmarks”を始めています。これは、アンドリュー・メロン財団の助成を受けて行われた、ビジュアル・アートの先生とコンピュータの先生との共同授業「拡充された図書館:図書館内でしかできない展示」を受講した学生9名と先生2名によるもので、「芸術作品」「図書館のアート化」と称されています。 同館内には、学生が手作りで縫製した27個(9種類×3個ずつ。オッカムのかみそり、ミネルヴァのふくろう、アポロ月着陸船、イースト菌細胞などがモチーフ。)のオブジェ付きブックマークがあります。このオブジェには、マイクロチップが内蔵されており、また、使う人が好きな色の発光ダイオードを付けられます。これを面白かった本に挟み、3フロアに1つずつある「ブックマーク・ステーション」に読み取らせて、
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