日増しに暑くなるこの季節。コンビニエンスストアやスーパー、はたなた自動販売機などで、冷たい飲み物を買い求める機会が多くなりがちだ。 最近の清涼飲料水やミネラルウォーターなどではペットボトルタイプの商品が多い。のどの乾きを潤すために買って飲んでいるペットボトル飲料を、よく見てほしい。ツルッとした丸い円柱状のものや、ごつごつした四角い形のもの、さらにはウエストみたいな絞りが入った形のものなど、実はそのデザインはさまざまだ。 「各メーカーもより個性を出すのに大変だなぁ」などと思うが、よくよく考えると、ペットボトルの形なんてパッケージで覆い隠されてしまうものだし、メーカー側の視点に立てば、形状を統一したほうがコストも削減できて合理的ではないかとも感じる。 ペットボトルの形状の差をつくる2つの要因