ソフトバンク社長の宮内謙氏は、ヤフーを連結子会社化する理由を、発表同日に開催した2019年3月期決算会見の中で、3つあげている。 新領域(非通信)の強化 戦略・サービス・リソースの統合 ヤフーの成長を加速、シナジーを最大化 今後具体的なシナジーの内容は「まさに戦略」(宮内氏)ということで詳しくは語られなかったが、同氏は新領域の中でも急成長が見込める分野として、PayPayなどのフィンテックや、ビッグデータによるビジネスに言及していた。 また、人材を含めたいわゆる「リソースの統合」については、ヤフーが持つ3000名以上のエンジニアや営業部隊について触れ、「(それらの人材が)ソフトバンク側のエンジニアや営業チームと合わさることで、より早いスピードで成長が見込める」と宮内氏は話した。宮内氏は質疑応答で、ヤフーの連結子会社化に向けての検討は「2月から始まった」と話している。質疑の内容をきくかぎり、