音楽プレーヤーやビデオデッキに「巻き戻し」と書かれていたのはもう過去の話で、最新の機器では「早戻し」と表記されていることに気づいて愕然とした人も多いはず。「巻き戻し」は記録メディアに磁気テープを用いていた時代の言葉だったわけですが、音楽がデジタルデータとして扱われるようになってからは、以前は誰でも使っていたカセットテープの姿を見ることはすっかり少なくなってしまいました。 そんな時代でも、世界にはカセットテープのサウンドを求める人々は存在しています。アメリカ・ミズーリ州で50年近くにわたってカセットテープの製造や複製を行ってきた企業、National Audio Companyは、全米でも最後になったというカセットテープ複製工場で新しい製品作りを続けており、そんな様子が以下のムービーでまとめられています。 The last audio cassette factory - YouTube 「
![全米最後の「カセットテープ複製工場」で続けられる音楽カセットの製造風景](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7a9f4b129986d62761c7ed444fdc0a091fd84d36/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.gzn.jp%2Fimg%2F2015%2F09%2F03%2Flast-audio-cassette-factory%2F00-top.jpg)