2009/02/02 當山日出夫 『ARG』の360号についていささか。 大学HPランキングについて。 これは、私の考えとしては、二つのレベルで考えるべきだろう。 第一には、無条件のユーザビリティ。たとえば、配色が、色覚異常(医学用語では)の人にとって見やすいものであるかどうか。また、視覚障害の人にとっては、画像については、代替テキストが用意してあるかどうか。まずは、このレベルで、考えること。 第二には、誰にとってのHPかという視点。受験生にとってか、在学生にとってか、卒業生にとってか、研究者にとってか、目的によって、異なる。 それから、いろんな大学のHPを見て気づくことのひとつは、学部ごとに、作り方のポリシーがバラバラであることが多い。その学部のことについては、わかっても、では、自分が(かりに学生として)、大学の中でどのような位置づけのところで勉強しているのか、これが見える必要がある。