このページでは、超伝導量子干渉計(SQUID)を紹介します。 超伝導量子干渉計(SQUID) まず、SQUIDとはどのような装置ですか。 SQUIDは超伝導磁束量子干渉計(Superconducting QUantum Interference Device)の略称で、微小な磁束の変化を検出することのできる素子です。位相の異なる超伝導体を障壁層を介して接合(Josephson接合)すると、二つの超伝導間にトンネル電流が流れ、それは接合面内を貫く磁束が磁束量子の整数倍のとき弱め合い、それ以外のとき強め合うというFraunhofer型の量子干渉効果を示します。このような性質をJosephson効果といいますが、一個以上のJosephson接合を超伝導ループでつないだデバイスをSQUIDと呼んでいます。 このSQUIDにはdc-SQUIDとrf-SQUIDがありますが、本装置で使用されているの
なんだこの題名は?と思った人がほとんどであろう。これはラジカルである。ラジカル?っていわれても大学で化学を習っている習った人以外はわからないだろう。そこで、まずラジカルについて解説しよう。 ラジカルとは簡単にいうと原子の周りを取り巻く電子のうち、普通電子は二つずつペアで同じ軌道上に存在している(共有電子対)のだが、何らかの条件で、同じ軌道上にひとつしかない電子(不対電子)のことをいう。 (中性子1つ追加,除去したもの、ラジカルアニオン,ラジカルカチオンというのもある) 例えば、意外と知らないのが、空気中の酸素もラジカル状態で存在している と言うこと。三重項酸素分子は、2個の不対電子を有するビラジカル(二つの ラジカル)とみなされている。 これ→ ・OーO・ では、どんな特徴、有用性があるのか? 1、ラジカルの大部分は不安定な状態なので、反応性に富む短寿命の中間体として存在していているから
ラジカルとイオンは分かるけどラジカルイオンとの違いがよく分からないという人や,「そもそもラジカルイオンって何だ?」という人は化学者でも多かったりします.ということで,ここではこれらの化学種についてお話しましょう. . まず,本題に入る前にいくつかの予備知識が必要となります.一つ目は電子の性質.電子はスピン (αスピンとβスピンの二種類) と負電荷を持っています.これは化学をちょっとでもかじったことのある人なら知っているでしょう.そして,二つ目はスピン多重度.厳密には量子化学的な数式で取り扱わなければならないのですが,ここではそこまで突っ込んだ説明は抜きにして,簡単な概念だけを説明します.ある分子の中に詰まっている電子を考えた際にαスピンを持つ電子の数とβスピンを持つ電子の数を比べてみて,同じ時を一重項,1個どちらかが多い時を二重項,2個どちらかが多い時を三重項・・・・(以下同様) と呼びま
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