消費者理解とは、人間の本能と行動の相関を解き明かすこと さて、その「大自然の冒険テーマパーク」というコンセプトが当たるだろうという確信に至った仮説をいかに立てたのかが、今日のメイントピックです。 「消費者理解」とは何なのか。私は、「本能が支配する消費者の選択の構造を解き明かすこと」と考えています。要するに、人間の本能を理解することなんですね。 サルの時代から人間は変わっていないと思っています。人間は哺乳類とあまり変わらないとも思います。人間にも、個体が生存確率を高めるための行動が本能レベルでインプットされていて、大脳に依存せずに意思決定できる。生命維持に近い部分、脳の極めて原始的な部分で、仕組みに沿って処理される、それが本能です。 人間の本能の分析に、私はマーケティング人生の半分以上を使っていると思います。本能とは何か。私の中ではおおよそ仮説が立っていて、十数通りあると考えています。そして
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