チケットシステムはIssue Tracking Systemとしても利用できるバグ追跡システム。シンプルながら汎用的な便利機能であり、このシステムを利用するためにtracの導入を検討しても無駄ではないだろう。 チケットシステムでは、次のようなライフサイクルによりプロジェクト中の問題点を管理する。 問題点の発見 -> チケットの作成(create & assign) 対応者がチケットを確認 -> 受け取り可否(accept or reassign)を回答 問題点の対応 -> 対応完了報告(resolve) 以 降、それぞれのステップの利用方法を見ていこう。 (1) 問題点の発見 -> チケットの作成 プロジェクト中の問題点を発見したらチケットを作成しよう。メニューの [New Ticket] 画面を開き、登録者(ログイン済みであれば自動で入力される)、バグの要旨、内容(発生プロセス、期待結果