12月12日にスタートするニコニコ動画の新版「ββ」(ダブルベータ)は、ユーザー同士が一体感を持ってコミュニケーションできる機能を強化する。「個人での利用に特化する形で発展してきたネットの進化の逆を行き、多くの人が共通体験を持つ“社会”に進化させていく」のが狙いという(→新機能に関する詳細記事)。 企業からのコンテンツ提供も強化。テレビ局などが制作した“プロの動画”が集まる仕組みも整え、これまでの「ネットに強い若年層」ユーザーだけでなく、さらに上の世代など幅広いユーザー層の獲得につなげる。 何もないときは「広場」に集まれ ββの新機能の目玉は「ニコニコ広場」と「ユーザー生放送」だ。広場とは、数十万人が集まることができるというチャット空間で、いつでもアクセスしてユーザー同士でコミュニケーションできる。時報が流れると自動的に広場に移動。時報について語り合える。 ニワンゴ取締役の西村博之(ひろゆ
![ニコ動(ββ)は「ネットの進化の逆を行く」 黒字化には「あと月間1億円」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/35518d1de47b4a53c0c7df7594371e9f31966bb7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F0812%2F05%2Fl_yuo_nicov_01_02.jpg)