先日、とっても尊敬しているある科学者が、こんなことを言っていた。 「いやー、実を言うとオレ、Google受けたけど落ちたんだよね」 マジで!? なんで落ちたの?と聞くと、なんか試験が難し過ぎたらしい。 専門分野で数々の実績を持ち、多様な企業で研究者として活躍して来た人でも、Googleの試験は難し過ぎて落ちてしまったようなのだ。 試験の内容を聞くと、かなり純粋に数学的、アルゴリズミックな問題を即興で解け、というものだったらしく、聞いた感じではたぶん僕ならやる前に投げ出してしまうようなものだ。 んで、確かにその試験をパスするような人はGoogleの求める知的水準を持ち合わせているだろうけど、どちらかというとパラメータが全部数学に割り振られているような人を欲しいわけだ。 しかし、そういう試験を課した結果、組織の多様性が喪われ、みんな似たようなことしか考えられないような会社になっていないか? さ