極寒の地、南極大陸では、やむにやまれぬ事情で放棄された基地が数多く存在するという。また、氷に閉ざされているゆえに、残された物品なども状態が良いままその地で永遠に眠ったように存在しているという。 Icebound: 10 Amazing Antarctica Abandonments | Design + Ideas on WU 1909年に放棄されたイギリス、シャクルトン隊の小屋 アイルランド生まれの探検家、アーネスト・シャクルトンが1909年、自ら南極探検隊を組織。ポニーが引くソリで南極点到達を目指すが、食料の欠乏のため、南極点まであと180kmまで迫った地点(南緯88度23分)で引き返したという。このときに建てた小屋。 1913年に放棄されたロバート・スコット隊の小屋 南極探検家としても知られている、イギリス海軍軍人、ロバート・ファルコン・スコットは、1912年に南極点到達を果たすが、