携帯電話の普及台数は、いまや1人1台は当たり前という時代になり、最近では利用者層の低年齢化も目立ってきている。中高生はもちろんのこと、小学生でも自分専用の携帯電話を使っているのを目にするケースは珍しくなくなってきた。 メディアインタラクティブが3月に全国の5歳から12歳までの子どもをがいる1400世帯を対象にした調査では、「幼稚園、保育園、小学校のいずれかに通う子どもたちに自分専用の携帯電話を持たせている」との回答世帯が24.6%に上った。「現在は持たせていなくても、中学校や高校への進学を機に持たせたいと思っている」という回答も57.1%となり、いずれ多くの子どもたちが携帯電話を持つ現状が示された。 同調査で、すでに12歳以下の子どもたちに携帯電話を持たせている家庭に、その理由を複数回答方式で尋ねたところ、「どこにいても連絡が取れるようにするため」が76.7%、「防犯対策に効果があると