日本にはJCBという自国発の国際ブランドがありますが、いまや国内で一番使われているのはVISAカード。加盟店数の伸びでも、手数料が手ごろなVISAの勢いは増すばかりです。日本といえばJCBカード…かつてはそんな時代もありました。しかし、残念ながらそんな時代は、終りを告げたといっても過言ではありません。 しかし、JCBブランドがこのまま弱まり、VISAブランドが日本で幅を利かせることは日本にとって良いことなんでしょうか?今回はそんなクレジットカードブランドの仕組みについて解説しつつ、『日本人ならVISAカードだけではなく、JCBカードを持つべきだ』という個人的な持論を展開させていただければと思います。 VISAは、ライセンス提供で利益を上げている: VISA(Visa INC)はニューヨーク証券取引所に上場されているアメリカの企業。クレジットカードに詳しい方であればご存知かもしれませんが、V