先日、依頼をうけて日経BP社のサイト「Tech-On!」に、Mac OS Lionについての記事『新しいUIへの挑戦の第一歩』を寄稿しました。 そこでは、iOSとMac OS Lionを比較し、前者がほとんど学習なしで使用することを前提にした使いやすさを追求しているのに対し、後者は学習して使用することを前提に使いやすさを追求している、ということを書かせていただきました。 私たちが各種のサービスやシステムを設計する際にも、どのような人が、どのような経験をもとに使われるものであるかを最初に定義するところから始めます。 ただし、経験は日々更新されてゆくもので、そうして経験が更新されてゆくこと、それが学習です。 どのような学習を前提とするか 一言で「使いやすいシステム」と言っても、目的やユーザーによってそのシステムの有り様は様々です。目的やユーザーが異なれば、どのようなものが使いやすいかは変わるの
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