Web会議サービス「Zoom」のmacOS版アプリのインストールプロセスで、ユーザーが許可しなくてもインストールが始まるようになっているのはマルウェア的だと米セキュリティ企業VMRayのテクニカルリードを務めるフェリックス・シール氏が自身のTwitterアカウントで指摘した。 これに対し、Zoomのエリック・ユアンCEOは、MacからWeb会議に参加するのは簡単ではないので、参加するまでに必要なクリック数を減らすためにこの方法を採用したが、指摘はもっともなので改善するとリプライした。 ユーザーがMacからWeb会議に参加しようとすると、PKG形式のZoomアプリのインストールを求められる。一般的なアプリの場合、インストール開始までに複数のステップがあるが、Zoomの場合はそうした手順はなく、macOSで通常は行われるユーザーへの警告も表示せずに「pre-requirement」スクリプトを