[Gamescom]掟破りにもルールはある。「スペックオプス ザ・ライン」の開発者が語るゲーム作りのルールの破り方 編集部:noguchi 「Making The Player Feel Bad」(プレイヤーを嫌な気分にさせること)という,なんともインパクトのあるタイトルの講演が,GDC Europe 2012で行われた。登壇したのは,Yager Developmentで「スペックオプス ザ・ライン」(Spec Ops: The Line)の開発に携わっているJorg Friedrich氏だ。Friedrich氏が“プレイヤーのいびり方”をレクチャーするという講演ではなく,“いかにプレイヤーの記憶に残るゲームを作るか”ということがメインテーマである。 そもそも,なぜプレイヤーに嫌な気分を味わわせるのかというと,ストーリーに深みを持たせたり,コントラストを強くしたり,プレイヤーの記憶に残させ