連日、ウィキリークス(WL)により公表された米国務省の秘密公電が世界のマスメディアをにぎわしている。 産経新聞は、《英紙ガーディアン電子版は民間告発サイト、ウィキリークスから提供された米外交公電25万1287通を分析している。在日本米大使館発の公電は、トルコやイラク発に次いで3番目に多い5697通。同紙はこれまで日本発の公電は報道しておらず今後、詳細が明らかにされれば日米関係に影響する恐れもある》(12月5日付朝刊)と報じた。5697通も日本発の公電が存在するにもかかわらず、現時点までに日本絡みの大きな報道がなされていないのはなぜだろうか? これだけの公電から、どれがニュース性をもつかについて、「ガーディアン」紙が精査する余裕がないからと筆者は見ている。関連記事「ウィキリークス」米外交公電 日本発…オランダ辞退で日本が男子WLに繰り上…記事本文の続き ■主要紙誌と提携の理由 ちなみにWLが