学校で教員に悪態をつきまくるこどもたちは、常に「見下されてるんじゃないか」と思っているようである。その背景には過去において度重なる叱責を受け続け、親や教員からの強力なコントロール下に置かれていたりしたことが臨床上多い印象を受ける。 だから「叱られてる」と感じると反応的に怒りが湧き上がってくる。結果、暴れて何人もの教員に押さえつけられると、自身の情けなさ、悔しさふがいなさやみっともなさを痛感することになり、余計にキレるだろう。 このようなこどもたちに対し、周囲の大人たちが関わる上で大切なことは、こどもたちの様々な願望があらゆる場面でかなわず途方に暮れていることについて理解することである。 勉強や運動や友達づきあい、そして親との会話など・・・色々あるがどれもうまくいかない理由として「どうやっていいかわからない、やり方がわからなくて諦めるしかないのか」という基底思考が常に渦巻いていることにあるの
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