「SELinux」と呼ばれるセキュリティ機能が有効になっている場合,root権限でもコマンドを実行できないことがあります。その場合には,SELinuxを無効にしてから再度実行してみます 難易度:★★★★ 対象ディストリビューション:Fedora Core,CentOS,RHEL セキュアOSを実現する仕組みである「SELinux」を有効にすると,rootも含めてユーザーが実行できるコマンドや操作を制限できます。しかし,意図せずにSELinuxを有効にしていると,通常,root権限で実行できる操作ができずに戸惑うことがあります。 特にFedora Coreのように,インストール時にSELinuxがデフォルトで有効に選択されているディストリビューションなら,なおさらです(図1)。SELinuxが有効になっているか否かは,getenforceコマンドで確認できます。 無効であれば「Disable