時刻は1秒ごとの足し算からできている。なら計算機屋が腕時計を作ったっていいじゃないか。 カシオ計算機が初めて腕時計を開発したのは1974年だ。第一弾商品「カシオトロン」はCMOS-LSIを採用し、3Vという低電圧でも駆動するデジタルウォッチ。1983年には耐衝撃腕時計「G-SHOCK」を発売し、大ヒットした。 いまやカシオの腕時計は普及帯からプレミアム路線まで幅広い。その中でフラッグシップモデルを生産しているのが、カシオのマザー工場・山形カシオだ。いまや中国製が当たり前になった腕時計市場で、国内の自社工場はめずらしい。 なぜ工場の話をしているのかといえば、以前から「G-SHOCKやばい」とか「EDIFICE欲しい」とか書いていたところ、カシオの人から電話があり「盛田さん、山形工場に来てください」「来週来てください」と言われたのである。 「すわ、これはもしや行くと高級腕時計を買わされたりする
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