栃木県那須町の河川敷で4月16日、全身が焼けた身元の分からない2人の遺体が見つかった事件で、栃木県警捜査第一課と那須塩原警察署は、2人のうち1人の身元が判明したと発表しました。 身元が判明したのは、本籍が東京都台東区の宝島龍太郎(たからじま・りゅうたろう)さん55歳です。 遺体は手足を縛られた状態で、警察は2人が事件に巻き込まれたと断定し、捜査本部を設置して捜査を進めています。
タクシーやバス、物流といったクルマを使う業界では人手不足がここ数年で深刻化している。とくにバスの場合は、クルマが大きいという問題や、収入の面以外にも、「利用客」が関係するトラブルが原因で、離職率が高いとの声もある。 バスやタクシー運転士が不足しているという話題はよく聞いていると思う。しかし、単に新規募集をかけても集まらないというだけではなく、離職者もけっして少なくない。離職する理由はさまざまあるが、よくいわれるのが「稼ぎがよくない」ということ。とくにバス運転士は、タクシー運転士とは異なり、「歩合給」というものが存在しないからなおさらのようだ。 【写真】バスマニアの特等席「オタシート」 そして、ここへきて2024年問題。「いままでならば、たとえば“最終バス”まで運転士、車庫で休息を取ってから始発バスを運行して業務終了ということもあり、もちろん“手当”もつきましたが、2024年4月以降、つまり
Nintendo Switch後継モデル、通称「スイッチ2」の噂話や自称リークは、3月初めからピタリと止まっています。2025年3月発売説が有力になっており、今後は本格的にサードパーティも巻き込んでリリースに向けて始動、つまり守秘義務も厳しさを増している裏返しなのかもしれません。 そんななか、現行スイッチの非公式エミュレータに関して、任天堂が取り締まる動きが活発化しています。 一般的にエミュレータとは「ゲーム機などの動作を別の機械やソフトで再現する」こと。スイッチの場合は、主に「PCなどにスイッチ用ゲームを読み込ませ、遊べてしまう」ソフトを意味しています。 非公式エミュレータ「Yuzu」が海賊版ティアキンを助長?まず2月末、任天堂は非公式エミュレータ「Yuzu」を提訴。まもなく開発元のTropic Hazeが和解に応じ、Yuzuの公開・開発を中止するとともに、240万ドル(約3億6000万
アメリカ・メジャーリーグドジャースの大谷翔平選手の通訳だった水原一平氏が違法賭博に関わったとされる問題で、アメリカメディアは10日、捜査当局が、水原氏が大谷選手の銀行口座にアクセスできた証拠を掴んだなどと報じました。 大谷選手の元通訳・水原一平氏は違法賭博に関わったとされ、日本の国税局にあたる内国歳入庁と、国土安全保障省が合同で捜査を進めています。 ニューヨーク・タイムズは10日、関係者の話として捜査当局が、水原氏が大谷選手の銀行口座にアクセスでき、送金の通知を消すなど設定の変更もできたことを示す証拠を掴んだと伝えました。 また捜査当局は大谷選手の聴取を行ったほか、水原氏についても開幕戦が行われた韓国からの帰国後に聴取し、水原氏は司法取引に応じる方向だとしています。 水原氏の違法賭博での借金は少なくとも450万ドル、6億8000万円にのぼるとされ、MLBも調査しています。 別のアメリカメデ
インターネット上の地図サービス「グーグルマップ」の口コミで不当な中傷を投稿されて名誉を傷つけられたとして、動物病院の運営会社が投稿記事の削除などをマップの管理会社に求めた訴訟の判決で、東京地裁立川支部は26日、投稿の一部を消すよう命じた。 「誹謗中傷」と「批判」の境目、訴えられないラインは? 原告は、2020年から22年9月ごろにかけて、動物病院の口コミに「表に出ないだけで、誤診も複数ある」などの事実ではない複数の投稿があり、名誉を傷つけられたと主張。不特定多数が閲覧できる状況で、投稿を削除するよう求めた。 香川礼子裁判官は判決理由で、投稿の一部を「原告の社会的地位を低下させるもの」と認定。その上で内容も真実と認められないなどとし、名誉毀損に当たり削除が認められるべきだと判断した。 一方、被告が投稿の真偽を判断するに足りる情報はなく、原告の権利が侵害されていると知っていたとは言えないと指摘
大阪市内のゲームセンターに設置された音楽リズムゲーム機から、曲を勝手にダウンロードしたなどとして、香港から観光で訪れた男が著作権法違反の疑いで逮捕されました。 香港からの観光客の男(21)は20日午後、大阪市阿倍野区内のゲームセンターで、大手ゲームメーカーの音楽リズムゲームにパソコンを直接、接続し、楽曲6曲を保存して、不正に複製した疑いが持たれています。 警察によりますと、ゲームメーカー側から去年11月「ゲーム機から曲が抜かれている」との相談を受け、警察がゲームの新曲の配信タイミングに合わせて張り込みを実施。男がゲーム機とパソコンを接続した、としています。 男は「ゲームセンターを巡るために来た」と話しているといい、警察は男が曲をダウンロードした目的などを調べています。
【ニューヨーク時事】ストレスの少ない環境で家畜を育てる「アニマルウェルフェア(動物福祉)」を巡り、米西部カリフォルニア州の法規制が畜産業界に波紋を広げている。 【写真特集】愛嬌たっぷり、癒やしの動物ワールド 飼育方法の基準を満たさない豚肉製品の販売を州内で禁じることが柱で、対応には畜舎の改造費などがかさむため、生産者は悲鳴を上げている。 同州が提案した規制法は、2018年の住民投票で承認された。反発した生産者団体が訴訟を起こしたが、連邦最高裁が23年に規制法を支持する判断を下したことを受け、今年1月に完全施行された。 規制では生産者に対し、妊娠中の母豚が自由に動き回れるよう1頭当たり少なくとも2.2平方メートルの面積確保を義務付けた。カリフォルニア州内での豚肉やベーコンの販売には、第三者機関から認証を得て基準を順守している証明が必要となる。全米で人口が最も多い同州は消費する豚肉の9割を州外
(勢古 浩爾:評論家、エッセイスト) ※本稿は『バカ老人たちよ!』(勢古浩爾著、夕日新書)より一部抜粋し、加筆したものです。 「9.11」を目撃し、ストレスとPTSDに襲われた堤未果さんを救った僧侶の勧めとは ノンフィクション作家でジャーナリストの堤未果は、アメリカが「9.11」(2001年)に襲われた日、ツインタワーに隣接する世界金融センタービル20階にある米国野村證券に勤めていて、惨劇を目の当たりにした。それだけでなく、身をもってあの阿鼻叫喚を実際に体験した。 彼女は人が一生に一度も体験する必要のない「地獄」を見たのである。 それからのアメリカは狂気だった。 米政府は「対テロ」政策を狂ったように最優先して国民を締めつけ、社会は恐怖をあおった。アメリカは一夜にして根底から変わってしまった。 人々は争って銃を買った。あらゆる表現手段が監視の対象になった。対テロ政策にすこしでも懸念を示した者
先の総統選では、第三勢力の民衆党が善戦した。その背景を探るなかで思い出したのが、2022年に台湾社会を震撼させた事件と、出稼ぎ労働者の「中国強制送還」問題だ 1月13日、台湾で4年に1度の総統選挙が行われ、民進党の頼清徳候補が国民党の侯友宜候補を破って勝利した。これで3期目となる民進党政権は、蔡英文政権の親米路線を引き継ぐことになるだろう。 【写真を見る】山で凍死した台湾のビキニ・ハイカー 今回の総統選の最大の焦点は「民主主義を守れるかどうか」だったが、それ以上に印象的だったのは、第三勢力の民衆党が予想外に善戦したことだ。 敗北宣言をする柯文哲候補が笑顔で、「次の総統選では必ず勝ってみせる!」と、自信のほどを覗かせた理由は、終盤まで投票先を決めかねていた若者票が大量に民衆党に流れた結果だとみられている。 選挙直前の時期に台湾を訪問していた私は、若者たちに今最も関心があることは何かと聞いてみ
「月刊コロコロコミック」で1985年から95年まで連載された漫画『つるピカハゲ丸』は、のむらしんぼ先生の代表作だ。一世を風靡(ふうび)したギャグ漫画の裏には酸いも甘いも経験したのむら先生の栄枯盛衰があった。 【写真】貴重なラフや年季の入ったアイテムも…のむらしんぼ先生が実際に作業を行うデスク 第2回小学館新人コミック大賞に応募した『ケンカばんばん』を機に人生のパートナーとも言えるコロコロコミックと出会ったのむら先生。連載をつかみ取るまでには意外なエピソードがあった。 「『ケンカばんばん』でコロコロに拾ってもらって、まずは毎月読み切りを1本ずつ描いていこうと言われていたんです。そんなときに『小学六年生』の編集の人に連載を打診されたんです。『やっと連載が決まった!』と思って、コロコロの千葉(和治/初代編集長)さんに報告したら『え、引き受けたの?』って。コロコロでデビューさせたのに、小学六年生で
福岡市の私立中学校が、高校受験の願書提出期限を勘違いし、生徒3人が受験できなかった問題で、高校側が後日、受験機会を設けたことが分かりました。 福岡市の私立博多女子中学校の生徒3人は、福岡県古賀市にある古賀竟成館高校の受験を希望し、中学校に願書を出していました。 しかし、教師らの勘違いで期限を過ぎて願書を提出したことから3人の生徒は試験を受けることができませんでした。 これに対し古賀竟成館高校を運営する古賀高等学校組合は、事故や病気などで受験できなかった生徒を救済する「追選抜」規定を準用し、3月中旬に受験機会を設けていたことがわかりました。 生徒に落ち度がないことを考慮したということで、実際に生徒3人が受験したかについては公表を控えるとしています。 一方、生徒3人のうち1人の保護者は、テレビ西日本の取材に対し、受験しなかったと明らかにしたうえで「受かっても普通の学校生活を送れないと思った。も
自宅を訪れた宅配業者の配送員を刃物で切りつけ、宅配物のフィギュアを奪ったとして、強盗殺人未遂の罪に問われた木更津市、無職の男(19)の裁判員裁判の論告求刑公判が16日、千葉地裁(水上周裁判長)であった。検察側は「身勝手な動機の極めて悪質な犯行」として懲役12年を求刑した。弁護側は「少年院での矯正教育(保護処分)が最も必要」と主張した。判決は3月5日。 検察側は論告で「確固たる殺意で複数の凶器を使用して繰り返し刺した執拗(しつよう)で極めて危険な犯行」と非難。「誠実に仕事をしている善良な市民を、心酔するアニメキャラのフィギュアを手に入れるために殺害しようとした」と述べた。 弁護側は、被告は自閉症スペクトラム障害や愛着障害の可能性があると指摘。少年院での矯正教育が必要とした上で「刑罰の場合は懲役3年6月~4年程度が相当」と主張した。 起訴状によると、昨年1月、自宅を訪れた宅配員の50代男性から
週刊新潮で“性加害疑惑”が報じられたサッカー日本代表・伊東純也の状況が変わりつつある。 【写真あり…】「性加害疑惑」のサッカー伊東純也…代理人弁護士が「告発女性の“ジャージ動画”を公表 発端は2月1日発売の週刊新潮。’23年6月に大阪市内のホテルで伊東から性加害を受けたとAさん、Bさんが告発。伊東らを相手に「準強制性交罪」で刑事告訴していたことがわかった。 当時はアジアカップの真っ最中。日本サッカー協会は伊東本人と協議した結果、代表メンバーから外すことを決断。それが影響したかどうかはわからないが、森保ジャパンはアジアカップ準々決勝で、イランに逆転負けを喫した。 伊東は加藤博太郎氏を代理人に立て、身の潔白を主張。Aさんらを逆告訴しただけでなく、新潮報道により、スポンサー契約解消など多額の損失を被ったとして、2億円の賠償を求め民事提訴した。 「週刊文春が報じたダウンタウン松本人志さんの“性加害
市民を襲撃した4つの事件で殺人などの罪に問われ、1審で死刑判決を受けた特定危険指定暴力団、工藤会トップの控訴審判決が12日午前10時から開かれ、福岡高等裁判所は野村被告の1審判決を破棄し、無期懲役を言い渡しました。 田上被告の控訴は棄却しました。 工藤会トップで総裁の野村悟被告(77)とナンバー2で会長の田上不美夫被告(67)は、1998年、港の公共工事への介入を断ったとされる元漁協組合長が射殺された事件、2012年に工藤会の捜査に長年携わっていた福岡県警のOBが銃撃された事件、2013年に野村被告が通っていたクリニックに勤めていた女性看護師が切りつけられた事件、2014年に元漁協組合長の孫にあたる歯科医師が切りつけられた事件の4つの事件で、殺人や組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などの罪に問われています。
長崎県を拠点として通販大手アマゾンジャパンの商品を扱うフリーランス(個人事業主)の配達員ら約20人が8日、ストライキを決行した。配達員が契約している埼玉県の2次下請け会社への業務委託を、1次下請け会社が一方的に打ち切るのは不当と訴えている。2次下請けは長野県塩尻市、福岡市、大分市にも配達の拠点があり、打ち切りにより約200人が仕事を失う可能性がある。 【写真】アマゾンの配送センターの内部 労働組合「東京ユニオン」によると、アマゾンジャパンの荷物を扱う配達員によるストは全国で初めてとみられる。 ストは当初、無期限の予定だったが、8日のみとなった。スト参加者は8日午前、長崎市内で集会を開催。40代の男性配達員は「配達量が契約の倍近くなっても必死に働いてきたのに、なぜ突然切られなければいけないのか」と憤った。 アマゾンジャパンは「配送に対する影響は見込まれない」としている。 配達員らは団体交渉を
フジテレビ「逃走中」を手掛けるフジクリエイティブコーポレーションの撮影中に住民が怒り…?※画像はイメージです(yu_photo/stock.adobe.com) フジテレビの人気番組「逃走中」などを制作するフジクリエイティブコーポレーションが、東京都内で撮影中に、マンションの出入り口を塞いだり、敷地を無断使用したりしていたとして、地域住民から苦言が出ている。マンション住民が迷惑行為を指摘しても、強引に撮影を続けたという。制作会社は事実を認め、「近隣住民の方にご迷惑をおかけしてしまったことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。 【写真】マンションの入口を防いだり、無許可の敷地を使用したりした撮影クルーの様子 ■指摘しても強引に撮影継続 マンションの住民男性によると、撮影があったのは3月2日午後1時ごろで、現場は東京都内のマンション3棟が並ぶオフィス街。仕事帰りの男性がマンションに入ろうとする
お笑いコンビ・かまいたちがMCを務める、ABCテレビ『これ余談なんですけど・・・』(毎週水曜 後11:17 ※関西ローカル)は5日、番組公式サイトを更新し、2月28日放送分に一部不適切な内容があったとし、謝罪した。 【写真】『これ余談』レギュラー開始当時のかまいたち2ショット 「ナイトinナイト」の水曜枠で、かまいたちとゲストたちが「余談」を楽しむ組。2月28日の放送では、山内健司が病院で処方箋を受け取り薬局を訪れた際の余談を披露し、濱家隆一らとトークする場面があった。しかし、その内容に対し批判的な意見が寄せられていた。 公式サイトでは「窓口で薬剤師が症状等の確認をすることは、法律(薬剤師法)に基づいた適正な業務であることなど、薬剤師に関する番組側の認識が不足していました」と説明。「また医師と薬剤師との関係について、薬剤師の方々および関係する皆様に、ご不快な思いをおかけした内容もありました
公立・公的病院で働く看護師や臨床検査技師、事務職員らのうち、8割近くが今の職場を辞めたいと考えていることが、5日に公表された自治労の調査で明らかになった。3割超がうつ症状を訴えているとした。 【写真】パワハラ自殺の22歳 遺書に書かれていたのは… 調査には、47都道府県の公立・公的病院に勤務する看護師ら10~60代以上の男女1万184人が回答。気分の落ち込みや寝られないなどの「うつ的症状がある」との回答は3590人で、前年度から9ポイント増の36%に上った。調査を始めた2020年度の17%と比較すると倍増した。 職場を辞めたいと「常に思う」と回答したのは1479人で、「しばしば思う」が2434人、「たまに思う」が4065人。合計で79%に達し、前年度を7ポイント上回った。 職種別では助産師▽看護師▽看護補助者――が多く、辞めたいと思う理由は業務が多忙▽人員不足▽賃金に不満――などが多かった
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