開発しているシャーディングミドルウェアである Incline と Pacific については YAPC::Asia 2009 を始めいろいろな所で話をする機会をいただいてきたので、今回は、なぜ RDBMS ベースのアプローチを採用したのかという背景を中心に説明させていただきました。概念的な話が多くて分かりにくかったと思います(すみません)が、細かな点についてはパフォーマンスとスケーラビリティのためのデータベースアーキテクチャ (BPStudy#25発表資料)を参照いただければと思います。 また、中で出てきた「実体化ビュー」については、Materialized view - Wikipedia, the free encyclopediaが良くまとまっているかと思います。Incline は一言でいうと、RDBで構成されるshard群の上で read-only かつ eventually co