JavaScriptが登場したのは1995年。「Netscape Navigator 2.0」というWebブラウザに実装されたのが最初です。当初は「Webページに動きを付けるもの」という程度にしか見られていませんでした。むしろJavaScriptを使ったWebページは、当時の非力なパソコンでは処理の負荷が高く、忌み嫌われることすらありました。 そんなJavaScriptが脚光を浴びるようになったのは、JavaScriptで高機能なWebページを実現する「Ajax」(Asynchronous JavaScript+XML)という技術が登場したのがきっかけです。米GoogleがAjaxを使って実現した「Gmail」や「Googleマップ」といったサービスが、JavaScriptの実力を世に知らしめました。JavaScript自体に大きな変化があったわけではなく、潜在的に持っていた本来の能力が認